vol.177
イタリアンレストラン castello
 山口昌樹さん
Title

「より喜んでもらえる料理を作るため、日々アンテナを張っています」

 カジュアルな価格で本格的なメニューが楽しめる「イタリアンレストラン castello」。柏のイタリアンで14年の経験を積んだオーナーシェフの山口昌樹さんが、約2年前にオープンしました。以来、評判が評判を呼び、あっという間に取手屈指の名店に。実際に料理を頂くと、食材の良さを生かした繊細な味付けで、そのおいしさに驚きます。ですが山口さんは、「僕は人より何倍も努力が必要なタイプ。まだまだ学ぶことがたくさんあります」と謙虚。そんなオーナーの人柄も、人気の理由の一つかもしれません。人と接する仕事がしたいという気持ちで選んだ飲食業でしたが、いざ働いてみたら料理の楽しさや奥深さに夢中になったという山口さん。持ち前の向上心から、23歳の時にイタリアへ渡航します。一年間の修業を通じて、料理だけでなく、風土や歴史など、現地に関する見聞も深めました。イタリアで得た知識と経験は、その後の山口さんの基礎となります。「日本では、イタリアンといえばピザやパスタというイメージがまだまだ強いですが、実際に現地では、多種多様な料理が食べられています」。その中で共通するのが、素材の味を引き立てるということ。その時に一番おいしいものを、ベストな形で提供すべく、山口さんは週に3、4回、柏の市場に足を運び、自身で食材を選んでいます。深夜まで働き、早朝に出掛けるのはなかなかハードでは…。でも山口さんは、お客さまが喜んでくれるならちっとも大変ではないと語ります。「自分の手で作ったもので誰かを幸せにできること、シンプルですがそれが僕の原動力です」。

  • となりのMatch子さん vol.11 るみえーる 前川 仁美さん
  • 有限会 社戸祭貞次郎商店 代表取締役 社長 戸祭 圭司さん
  • となりのMatch子さん vol.10 フリーアナウンサー・ 講師・動画クリエーター コエ・テラス合同会社 代表 牟田 祥子さん
  • CROSS TALK vol.08 「アーティスト対談」
  • 合同会社COMFY 代表 長塚 文洋さん
  • となりのMatch子さん vol.9 日本畜産振興株式会社  安藤貴子さん
おすすめの記事
家族に廃業をどう伝えるか
Matchコラム
Match取手廃業相談員の西澤です。前回は「従業員さんに廃業をどう伝えるのか?」について書かせて頂きました。廃業が身近な人にも相談しにくい話...
神栖市からの視察
STAFF BLOG
先日、神栖市の商工課と商工会のメンバーが視察にお越しになりました。 神栖市には電車がないのだそうです。 だから駅がない。 だから、中心市街地...